琴浦町議会 2020-09-08 令和 2年第 7回定例会(第3日 9月 8日)
船上山ダム、小田股ダム、西高尾ダムの豪雨時における事前放流、緊急放流など、皆さん御存じのように、ダムはもちろん目的があってのダムですから、この3つのダムは治水ダムではないと、農業用のダムだと、だから治水のためのダムじゃないから治水は知りませんでも通るんですけども、今、国はそういうわけではない、そういう多目的な農業用のダムであっても洪水のときには対応すべきだということになっております。
船上山ダム、小田股ダム、西高尾ダムの豪雨時における事前放流、緊急放流など、皆さん御存じのように、ダムはもちろん目的があってのダムですから、この3つのダムは治水ダムではないと、農業用のダムだと、だから治水のためのダムじゃないから治水は知りませんでも通るんですけども、今、国はそういうわけではない、そういう多目的な農業用のダムであっても洪水のときには対応すべきだということになっております。
3時間で満杯となった野村ダムに治水ダムとしての機能強化が問われております。野村ダムは、かんがい・水道用水にも使う多目的ダムであります。貯水率は最低でも70%がキープされておるとのことであります。利水目的、利用する水が目的であれば、水はためておく必要があり、治水目的なら、できるだけダムは空にしておかなければならないと考えます。治水目的と利水目的はもともと矛盾した目的を持っているダムであります。
北山もやっておりますが、今回見ましたのは、緊急の治水ダム、緊急砂防を今回10カ所、下徳丸で1カ所、北山で2カ所、野口で1カ所、用呂で1カ所、あと中村の方で5カ所、10カ所、これは緊急です。緊急のダムを県の方にもお願いし、これは国がかかわるわけですが、お願いしております。大雨ということもあったけども、こういう部分も常日ごろずっとやっていくべき部分だったというふうに思っております。
殿ダムは、治水、利水の両面を担う多目的ダムであり、主たる目的は、何といっても市街地の市民の生命、財産を守るための治水ダムであります。現在ダム本体工事に着工するための前段として、水没します現県道鳥取国府岩美線のつけかえ道路工事など関連工事が、県内、県外の三十数社の建設業者によって急ピッチで進められているところであります。
しかし、正面から考えるときに、今次の台風がもたらした自然の猛威に対処するには、洪水対策としての治水ダム、堰堤や堤防護岸工事の建設等、公共事業の促進は絶対必要不可欠の要件であると思考するものです。特に竹内市長は国土交通省(前建設省)の出身であって、専門的知識と豊かな経験をお持ちと認識をするものですが、御所信を承っておきたいと思います。
間接的に、事業そのものに関係ありとすれば、先ほどの利水計画において関係するわけでございまして、本来このダムは、冒頭も申し上げましたが、治水ダムというところに主眼が置かれておることは御承知のとおりであります。我々はそのことによって利用できる水を利用させていただきたいというふうなことで関与しております。
振り返って82年(昭和47年)に第7期拡張計画の実施に当たって、向こう10年間で給水人口20万7,100人、日量トン、給水能力最大11万5,000トン、したがって、県営賀祥ダム(治水ダム)建設に県の要請により参画し、日量2万2,500トンの水利権を確保してダムから導水管によるか法勝寺川下流で取水するか、当時2つの政治課題が出たのであります。